DHL社による「ドローン配送」導入テストに成功。実現まであと一歩か


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ドイツを拠点に運送事業を展開しているDHL社が、2013年から進行しているドローン活用プロジェクト内の大規模な実地検証を成功させました。

 

DHLドローンプロジェクト1

 

プレスリリースによると、ドイツ・バイエルン州に並ぶ山岳地帯にて、2016年1月から3月までの期間内で大規模な実証実験を行ったとのことです。

出発地点と到着地点に「SkyPort」と呼ばれる拠点を設置し、二ヶ所間をドローンが往来するという方法を取っています。Skyportとは、同社が開発したドローンの自動宅配ポートのことで、窓口に運搬してほしいもの入れると自動でドローンに積載され、目的地へと飛び立つシステムが構築されています。実証実験の行われた地域に住んでいる個人顧客が実際に荷物を受け取ったり発送するなどしました。

 

以下が実際の実験動画。一般的に知られているクアッドコプターではなく、パーセルコプター3.0と呼ばれる、DHL社の開発した垂直離陸が可能な固定翼機を使っていることがわかります。

 

 

 

一人の女性が配送コードを設定し、送りたいものをロッカーのような窓口に挿入します。

 

DHLドローン2

 

 

挿入された荷物はパーセルコプターの下腹部に当たるパーツに積載されます。そして自動でパーセルコプターに設置。このまま垂直に離陸し、目的地へと向かいます。

 

DHLドローン3

 

 

実際のモニター画像ではないはずですが、近未来的でロマンのある画面です。起伏の激しい山岳地帯でも、ミスを起こすことなく自動操縦で目的地へ飛びます。

 

DHLドローン4

 

 

到着した荷物はこれもまた自動で指定のロッカーへ移され、受取人がパスコードを入力し、無事に配送完了です。

 

DHLドローン5

 

受取人の男性も心なしか、嬉しそうな笑顔を浮かべています。

 

DHLドローン6

 

この実験で行われた配送は100回を超え、風雪に晒されてもミスを起こすことなく運用できたとのこと。二拠点間の飛行時間は8分。車で配送しようとすると30分はかかるルートをいとも簡単に飛びぬけます。

 

 

DHL社のドローンによる配送プロジェクトは2013年から進行していますが、自動制御の不安定さや天候に左右されやすい点などの様々な課題に直面してきました。にもかかわらず、3年というわずかな期間で高い研究成果を挙げたDHL社により、ヨーロッパのドローン業界と、FAA(アメリカ連邦航空局)からのドローン規制によってドローン市場の動きが低下しているアメリカ市場との温度差を見せつける形になりました。

 

DHLドローン7

 

source: YouTube “Zustellung mit dem DHL Paketkopter 3.0”

DHL 公式ホームページ

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