ドローンがWi-Fi信号を元に災害遭難者を捜索

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ドローンを使って捜索

スイス連邦工科大学ローザンヌ校移動通信研究所の修士課程に在籍する大学院生が、携帯電話から発信されるWi-Fi信号を検知するシステムを開発しました。これによって、災害で遭難した人の発見が容易になります。

スイス連邦工科大学ローザンヌ校は、工学系で世界的に有名な大学です。
姉妹校であるチューリッヒ校には、Amazonに2012年に7億7500万ドルで買収されたキヴァシステムズの共同創業者であるラファエロ・アンドレア氏が教授として在籍しています。

携帯電話の場所を見つける

今回開発されたシステムでは、携帯電話から発信されるWi-Fi信号を検知します。
それにより救助すべき場所の手掛かりを、容易に見つける狙いがあります。
ドローンには2本のWi-Fiアンテナが搭載されており、携帯電話のMACアドレスを利用して機器を識別します。
そして複数の測定値から携帯電話のある場所を割り出すという仕組みです。
実証実験においては「最適な」という条件下のもとですが、キャンパスにある携帯電話を10m以内の範囲で発見できたとのことです。
しかしながらこの技術には、まだまだ限界があります。
例えば、災害によってその犠牲者が大量の瓦れきの下に埋まっている場合には、携帯電話から発信される信号の検出は非常に困難です。
またWi-Fi機能を搭載した携帯電話を持っているのは、主に先進国の人に限られ、発展途上国では一部の人しか持っていません。

ビーコンを使う方法も

Wi-Fiによって遭難者を捜索するという方法の他にも、捜索の方法があります。
それは熱探知カメラやビーコンを使う方法です。
例えば雪山で雪崩に巻き込まれてしまった場合には、その捜索は非常に困難です。
しかし熱探知カメラを搭載したドローンが飛び回ることで、熱源を素早く見つけることができます。
また事前に雪崩用のビーコンを持ってもらえば、そのビーコンからの信号をドローンによって検知することも可能です。
これらのテクノロジーを使うことで、雪崩による遭難者を安価に、かつ迅速に発見することが可能になります。

人の流れを視覚化

こうしたテクノロジーは他にも応用範囲があります。
シンガポールのスタートアップは、携帯電話の信号を追うことで、人の流れを可視化するという事業を行っています。
これによりその端末がどのような経路で動いているかを把握でき、マーケティングに活用することができます。
プライバシーの問題などもありますが、匿名化された情報で個人が特定されることはないとしています。

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