地球上の7分の1の人に届ける夢のドローン配送

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日本に住んでいると信じられないかもしれませんが、実は現在、世界人口の7分の1(10億人)の人々が、道路が整備されていない地方や、季節変動により他の都市から孤立してしまう地域に住んでいます。このような地域では、通年にわたって生活必需品を揃えたり、万が一のときに薬を確保することが困難なだけでなく、作物などを市場に売り出すことも季節によっては難しいという問題を抱えています。

アンドレアス・ラプトポウラス(Andreas Raptopoulos)氏が立ちあげた「MATTERNET」というドローンを利用した新しい輸送手法は、このような課題を解決する糸口になる可能性があります。

アンドレアス氏は、「10億人の人々がいつでも必要なものを得ることができるようになれば、多くの人々がより良いワクチンや薬を手に入れることができるようになる。それによって、結核やHIV、伝染病などを早期に食い止めることができるようになるだろう」と語っています。


 

MATTERNETの革新的な側面はそのコストです。2kgの貨物を10km運ぶためにかかるコストはわずか24セントしかないために、コスト面から考えた際の実現可能性も極めて高いと言えるでしょう。また従来、このような地域ではどんなに緊急度が高い場合でも連絡を受けてから配送するまでに数日かかってしまっていたのが、MATTERNETでは、わずか数時間で配送することが可能です。

 

MATTERNET

 

 

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MATTERNETで利用されるドローンはGPSをはじめとした様々なセンサーが取り付けられています。現在利用されている「クワッド・コプター」は2kgの貨物を10km運ぶために15分程度の時間しかかかりません。

 

MATTERNET

 

また、MATTERNETではドローンのための基地局の設置も検討されています。ドローンの配送にとって最も大きな課題は電池です。現状では最大でも30〜40分程度しか継続飛行ができない機体が多く、どのようにドローンに充電をさせるのかということが大きな問題となっています。そのため、MATTERNETではドローンが基地局に着陸すると、荷物の積み下ろしや電池の交換を自動で行うシステムを構築しています。また、荷物の受け渡しなどについても完全自動の仕組みを創りたいとしています。

さらに、ネットワーク管理された制御システムも構築しています。各基地局に天候の監視システムを創ることによって、その地域のリアルタイムの天候状況を把握し、ドローンに適切な経路を指示する仕組みとなる予定です。

 

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