NASAが開発する火星探索用ドローン「The Prandtl-m」

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NASAでは火星探索プロジェクト「マーズ・パスファインダー計画」を進めていますが、ローバー型の地上走行車では調査に時間がかかる上に、岩場が多い火星の地表ではしばしばトラブルに見舞われて調査が難航してしまうことが問題となっていました。

そこでNASAが新たに着目したのが無人航空機ドローンです。NASAでは火星探査用ドローンの研究開発を行っており、現在は「The Prandtl-m」という機体の開発プロジェクトを進めています。

 

The Prandtl-m

NASA Photo / Ken Ulbrich

 

2015年に試験飛行を予定

The Prandtl-mは翼幅61センチのブーメランのような形状をした機体で、重量が約1.1キログラムとなります。火星の重力下では約450グラムになり、機体の大きさから考慮しても超軽量なボディを持つことになります。これは、火星は地球と比較して大気が希薄で、そのような環境でも問題なく飛行するために軽量化が必須とされてきたためです。

NASAではThe Prandtl-mの飛行試験を2015年度内に行うと発表しており、火星の大気の状態に近い高度100,000フィート(約30キロメートル)から機体を発射し、位置エネルギーを利用しながら地上まで滑空飛行することが想定されています。今年度の飛行試験が成功した場合には、2022〜2024年に実施予定の火星探査ミッションに活用される予定となっており今年のテストフライトに注目が集まっています。

実際の火星でのミッションでは、降下モジュールに搭載されたThe Prandtl-mを高度2,000フィート(約610メートル)から放出し、滑空しながら20マイル(約32キロメートル)ほどを飛行する予定です。飛行中に火星の地表面の画像を撮影したり、センサーによってデータを取得することによって、地上のローバーでは得られなかった新しい発見があるのではないかと期待されています。

現在のプロトタイプには、カメラやセンサーを搭載することが可能で、追加でペイロードを乗せることもできます。

 

source : Could This Become the First Mars Airplane?

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