Alphabetがドローンの複数制御に関する証明を獲得


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次世代技術の開発を行っているAlphabet(Googleとグループ企業の持ち株会社)の子会社Xは、11月25日にアメリカFAAからドローンを使った配送プロジェクトであるProject Wingの一環として、ドローン飛行に関する資格を得たと発表しました。この資格によって、Googleのパイロットはドローンを一度に最大20機までコントロールできるようになります。一人のパイロットが複数のドローンをコントロールするという事例について、例えばIntelはこの技術を使って、300機ものドローンの巨大な群れをコントロールしながらディズニーテーマパークでライトショーを披露しました。また、捜索救助などにおいても、ドローンの群れを活用することによって、広大な範囲を簡単に調査することができるようになります。複数のドローンを一度にコントロールできるようになると、様々な活用が実現できますが、Alphabetに与えられた飛行許可には、大きな規制内容が含まれています。

 

alphabet

URL : QUARTZ

 

まず、パイロットはドローンを高度200フィート以下に維持しなければならず、常に視界内を飛行させなければいけません。また、カリフォルニア州のMercedのプライベートの飛行場近辺での飛行しか許可されていません。しかし、これは同社が計画しているドローンの配送サービスの枠組みを設定する上での重要な一歩となります。Project Wingの元リーダーであるDave Vosは、昨年「ドローンを使った配送プロジェクトの開始は2017年を予定しています」と語っていることから、このような規制などの課題を一つ一つクリアしていくことが重要となります。最近Xは、メキシコ料理ブリトーを、レストランのチポトレ・メキシカン・グリルからバージニア工科大学の学生に配送する実験を行っています。

 

Alphabet

URL : Project Wing

 

しかし、現行の規制下では、ドローンは飛行中、パイロットの視野内での飛行を維持していなければならず、ドローンが遠く離れた場所に商品を配送するようなネットワークを構築するのは難しいと考えられます。FAAは、将来、自律型ドローンの配達を可能にするために、規制の更新と適応を実施することを示唆していますが、NASAが開発中の航空管制システムは、2019年までFAAに提供される予定はありません。また、 X内部でも幾つかの問題があります。Vosがプロジェクトを去った上、雇用の停止が起こり、チームメンバーが他の場所で雇用を探すよう求められたという例もあります。また、Project Wingはスターバックスとコーヒー供給をテストするための契約を結んでいましたが、スターバックスの顧客データについて、アルファベットがアクセスできるかどうかについて意見の相違があった後、提携が解除されております。冒頭でも述べているように、複数のドローンを制御するための証明は確かに得ましたが、プロジェクトを実現するためにはその他にも多くの課題が残っていると考えられます。

Project Wingについては以下の動画で確認できます。

 

 

source : QUARTZ,Project Wing

 

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