米ボーイング社、ドローン用基地局で新たに特許取得

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バッテリーの寿命はドローンの運用における大きな課題です。その課題の克服に向け、世界最大の航空宇宙機器メーカーであるボーイングが新たに特許を取得したのが「Vehicle Base Station」です。

 

URL:Vehicle Base Station patent

 

「Vehicle Base Station」の仕組みはアマゾンが提案している街灯の充電ステーションと似たものとなっています。ジョン・ヴィアン氏は、この基地の主な用途として「消防や捜索救助などのための民間用や商業用での使用」を挙げています。しかし、その一方では、「実際には軍事的な利用に重きを置いたものではないか」という見方も広がっているようです。

 

この特許には10〜30台のドローン群が記載されています。このドローンはターゲットの追跡が可能で、追跡によって得られた映像はCCTVのようなモニターで見ることができます。ドローンのバッテリーが切れ始めるとその動きは低速になり、バッテリー交換のための基地局(「Vehicle Base Station」)に戻ります。そして、再充電を待つことなく、ドローンはすぐに再び飛行することができます。この自律型バッテリー交換デバイスを使用することで、原理的には、ドローンを一日中、数日間、数週間、数ヶ月間にもわたって起動することが可能なのです。

また、この基地局にはソーラー電池が備えられており、加えて、電力線に基地局を取り付けてグリッドから直接電気を吸引することもできるようです。基地局に損傷があった場合にも、複数のスペアが常に能力を確保するでしょう。

さらに、ドローンが自発的にミッションの遂行を通じて収集したデータをアップロードし、基地局に復帰するたびに新しい指示を受け取ることができます。これにより、例えすべての無線信号が渋滞していてもドローンを起動させることができます。

 

URL:Boeing

 

ボーイングはB-52爆撃機、F-15イーグル、AH-64アパッチ攻撃ヘリコプターのような航空機を生産する軍事産業の支配的なプレーヤーの1つです。基地局がコンセプトから現実に移行すると、低コストのドローン群が長距離・長時間のミッションを行い、市場を揺り動かすだけでなく、戦争のあり方さえも変える可能性があります。

小型ドローン群が飛び交うSFのような未来が、そう遠くない未来に実現するかもしれません。

 

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