ドローンの由来は?興味深い意外な歴史

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ドローンって何?

「ドローン」にはいろんな定義があって:

  • タイヤで走る地上型ローバーをドローンと呼んだり

  • 水中ドローンというロボットもあります (参考: ROV)

それらは別に言葉を間違っているわけではありません。少なくともこの記事の中では、「ドローン」としてこんなものを想像してください。

  •  誰も操縦してなくても飛ぶことができる能力があるロボット

意外な名前の由来

最初のドローンは軍事用に開発された「ターゲットドローン」というものでした。対空火器を使用して撃ち落されるための無人機です。それが今ではすっかりオモチャの意味になっていますね。もともとは軍事の言葉だったのが、今ではオモチャを意味する言葉に変わったのは大きな変化だと、よくドローン業界の人はよく言います。

ドローンは、もともとは「(オスの)蜂」という意味です。ターゲットドローンを打ち落とす戦闘機の名前がクイーンビー (女王蜂) というもので、女王蜂がドローン (オスの蜂) を撃ち落とすっていう世界観です。これらはイギリス空軍での話です。オスのミツバチはほとんど仕事をしないので、撃ち落される対象物の命名にはもってこいだったんだと思います。

ラジコンとの主な違いは?

自律飛行できる」というところが鍵です。「ドローン」という言葉の意味が、ただの「飛ぶロボット」という意味であれば、今までのラジコンヘリを「ドローン」って呼べてしまいます。でも実際にはラジコンヘリをドローンと呼ばないのには、ラジコンとドローンには明確な差があるからです。そしてその重要な違いが「自律で飛べるかどうか」です。そしてここに着目すると、ドローンのソフトウェアの重要性が見えてきます。

ラジコンは人の手によって操作される必要性があるし、賢いフライトのためのセンサーが付いてなかったりすることが多いです。そのため操縦がものすごく難しいです。また、シングルローターヘリと言いますが、中央の大きな1個のモーターしか、フライトのコントロールに使用されていません。後ろに小さくあるテイルローターというのは主翼の反作用を打ち消すためのものなので、フライトコントロールには使われません。機体を制御する仕組みが1個しかないので、必然的に操縦の難易度は高くなりがちです。

一方でプロペラがたくさんついている飛行ロボットを「マルチコプター」と言います。ポピュラーなドローンはたいていマルチコプターです。マルチコプターだと姿勢を制御する仕組みが冗長化されているので、動きが安定しやすく操縦もシングルローターヘリと比べて簡単です。ただ「操縦が簡単かどうか」は「ドローンとは何か?」に関してはあまり重要ではなくて、あくまでも自律操作することができるかどうかがポイントです。


この記事は、2018年12月5日に新潟県南魚沼市で開催された講演会『ドローンが開く地域創生!顕在化してきた勝機とアプローチ』からの抜粋です。

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