FacebookがスタートアップEverflyと共同で災害用ドローンを開発へ

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recode誌によると、Facebookが2017年4月に開いた毎年恒例のF8デベロッパーカンファレンスにて、ドローン開発のパートナーとしてスタートアップの「Everfly」を選び、災害地域にインターネットを提供するように構築された自律型ドローンを共同開発すること発表しました。

 

ドローンURL:recode

 

Facebookは多くの人々がいかなる環境下でもオンライン状態になれるような施策を打っています。今回発表されたプロジェクトでは、地面から紐で結ばれ、特に危機や自然災害時に動作するように構築された自律型ロボットヘリコプターを開発します。地面に「縛られている(Tethered)」ドローンという意味合いから「Tether-tenna」と呼ばれるコンセプトとなっています。

ドローンは地面に紐付けられており、そこから充電がなされるので何週間も上空にとどまることができます。FacebookのConnectivity LabsのMaguire氏は、今回のテストではヘリコプタードローンが24時間上空に留まることができたと語っています。DJIのPhantomやGoProのKarmaのようなほとんどのクワッドコプタードローンは、電池を交換するために着陸するまでに約20〜30分間しか飛べないことを考えると、これは大きなメリットです。無限の長さにコードを伸ばせるわけではないので、災害地域などと場所を限定させることでこのようなコンセプトが実現可能になっていると思われます。

災害時には、悪天候により携帯電波塔やその他のインフラがダウンした場合、ドローンを離陸させることで、インフラを修復するよりも早く人々にオンライン状況を提供することができるということです。

Facebookのエンジニアたちは、Everflyのロボット技術者たちと協力して最初のプロトタイプの実証実験を行い、「Tether-tenna」コンセプトに対するFacebookの要求に基づいて、長時間の耐久飛行に対応できるプラットフォームを作り出しました。Facebookは、この次世代技術を開発するために、本パートナーシップは引き続き重要な役割を果たすと述べています。

 

ドローンURL:recode

 

Everflyはサンフランシスコに拠点を構え、わずか5人で様々なロボットツールを開発するスタートアップ「Otherlab」からスピンアウトした企業です。EverflyのCEOであるMikell Taylor氏は、同社で空中ロボット工学に注力する以前は、Bluefin Robotics社の自律型水中ロボットを研究していました。

同社は「Sky Machines」という名の固定翼型ドローンを開発しており、紙飛行機のように作成して、物資を配達します。自然由来の素材で作られているため、配達後は科学的に分解されて土に還るように設計されています。今回の共同開発でこの製品が使われるかどうかは定かではありませんが、その技術力が活かされることは間違いないでしょう。

 

ドローンURL:Youtube

 

Facebookのドローンプロジェクトはこれが最新のものではなく、昨年以前より上空からインターネット通信を提供するための大型無人飛行機「Aquila」を開発しています。同製品のテスト飛行を2016年7月に行っていましたが、同年12月にはテスト飛行の着陸に失敗していたとも発表しており、まだプロジェクトは進行中であることが伺えます。それと比較すると、本プロジェクト「Tether-tenna」は災害地域へのネット環境提供に特化させるプロジェクトであると位置づけられると考えられます。

参考:Facebookの太陽光で飛ぶドローン「Aquila」のテスト飛行に成功
参考:Facebookのドローン墜落原因が判明

 

source : recode , Otherlab , Youtube , GIGAINE

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