フランスのドローン企業が50kmの長距離飛行テストに成功

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フランスのドローンスタートアップDelair-Techはフランスの電力会社RTEと共同で、電力線検査を想定して、電力線に沿ったルートを約50kmも飛行するテストに成功したと2017年6月8日に報告しました。Delair-Techは目視外飛行(BVLOS)技術を得意としており、今回の距離50kmのBVLOS下での飛行テストでは3G携帯通信ネットワークを利用してドローンを制御したと述べています。

 

URL:Delair-Tech

 

具体的には、2人のパイロットが離陸と着陸を操作し、50kmの飛行はGPS制御による自動操縦によって行われたと説明しています。Delair-Techは固定翼ドローンを開発しており、スペックによれば2時間で100km飛行可能な種類もあることから、50kmの長距離飛行テストも可能であると考えられます。

50kmもの長距離飛行となると、通常のドローン操縦のようにパイロットが送信機(プロポ)経由での通信によって制御することはできなくなります。もし実際に行うとすれば、50kmの距離をドローンについていきながら操作しなければなりません。しかし、携帯通信網のような広域に渡るネットワークを利用することができれば、長距離目視外でのドローン制御も可能になります。

今回のBVLOS下での50km飛行を可能にするために、フランス当局の民間航空総局(DGCA)は、Delair-Techに実験を行う権利を与えたと述べています。BVLOSのドローン飛行は現在、日本や米国では許可されていませんが、米国連邦航空局(FAA)は、BVLOSを許可する方法と手段を検討していると言われています。

 

URL:The Register

 

「RTEとパートナーシップを結び、有名な産業界の顧客により良いソリューションを提供できることを確信しています。 RTEと共同で、私たちはフランスで初めて3Gネットワークによるリアルタイム通信を使用した、長距離ドローン飛行を可能にしました。 これによって重要な技術的障壁が取り除かれます。ドローンは、電力線やパイプラインなど、遠距離にまたがるインフラ点検を効率化するための第一歩です。ドローンは顧客に効率的に利益をもたらす巨大な可能性を秘めています。」と、Delair-TechのCEO兼共同設立者であるMichael Lagarde氏は述べています。

RTEは、長距離ミッションにドローンを使用してコストを削減し、遠隔でアクセスしにくいインフラ点検の危険性を軽減することを期待しています。

source:Delair-Tech , The Register

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