Land Rover社がドローン付き捜索救助専用車を開発

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四輪駆動車を専門とする英国の自動車メーカーブランドであるLand Rover社が、ドローンが搭載されたLand Rover Discoveryを開発するというプロジェクトを2017年3月7日付けで発表しました。

 

ドローン 空撮URL:Land Rover’s new Discovery search and rescue SUV has a roof-mounted drone

 

Land Rover社が発売しているSUVの一車種であるLand Rover Discoveryにおいて、オーストリア赤十字のための捜索救助専用車「Project Discovery」を発売するというプロジェクト「Project Hero」が進行中です。Project Heroはジュネーブモーターショー2017にて初めて、世界中のメディアに発表されました。Project Discoveryは、走行時でも屋根から離着陸するというクワッドコプター(プロペラが四つあるドローン)を標準装備しています。任務のないときはドローンは磁石で固定されていますが、捜索救助を行う際に、赤十字のスタッフが入り込めない場所を探索することができます。

 

ドローン 空撮
URL:Project Hero’s drone can land even when SUV is moving

 

この車は、JaguarとLand Roverの高性能モデルや車両カスタマイズ製品、少数生産の限定モデルの製作を担当する部門であるJaguar Land Roverのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO, 特殊車両作戦)部門が設計しました。Land Rover社は赤十字と長きにわたってパートナーをしており、この車もそのパートナーシップの一環であると考えられます。

ドローンの具体的な使用用途の一つとして、ドローンを用いた静止画や動画をリアルタイムで車にいる救助隊に送り、彼らに遭難者を探索するための鳥瞰的な視野を与えることが挙げられます。また地震や雪崩、台風といった災害による被害の変化を把握したり、伝えることができ、ドローンの真価を発揮することができます。

Project Discoveryには、ドローンの装着点が車体上に複数あり、また夜間用にLED照明もついています。また、国際標準規格のプラグを使っている各種デバイスのための電源供給ポイントもあります。ドローン・テクノロジーを標準装備したProject Discoveryは、最初の訓練期間である2017年6月から今後1年間で、緊急対応チームが試験運用を行う予定です。

 

また、自動車とドローンの組み合わせとして、メルセデスベンツのバン部門であるメルセデスベンツ・バンズは、マターネット(Matternet)という米ドローンメーカーの株式の一部を取得しており、両社はメルセデスベンツ・ブランドのバンとドローンを組み合わせた物資配送の取り組みで協力しています。この電気自動車は屋根部分にMatternetの最新ドローン「M2」の離陸・着陸用パッドを最低2つ備えるもので、人の手を借りることなく荷物の搭載やバッテリーの交換が可能だと言います。

URL:Youtube「World premiere of the Vision Van research vehicle – Mercedes-Benz original」

 

このように、自動車とドローンを組み合わせることで、災害などの影響による救助システムの一貫としてのドローンの使用を行ったり、人とドローンの分業による物資配送の効率化を目指すことができるといった応用が想定されます。

 

source:
Land Rover unveils drone-equipped Discovery for search and rescue operations
PROJECT HERO: NEW LAND ROVER DISCOVERY FEATURING WORLD-FIRST DRONE TECHNOLOGY CREATED TO HELP RED CROSS SAVE LIVES

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