3400万ドルもの事前予約を受けたLily Roboticsが倒産


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2015年にLily Roboticsはバックパックに収まるほどコンパクトなドローンLilyを発表しました。この機体には12メガピクセルのカメラが搭載されており、毎秒60フレームで1080pのビデオを撮影する能力があったため非常に話題となりました。

 

lily

URL : Lily

 

しかし、同社の創業者であるAntoine Balaresque氏とHenry Bradlow氏は会社が倒産すると発表しました。Antoine Balaresque氏とHenry Bradlow氏は、3400万ドルもの事前予約を受けましたが、資金不足によって倒産すると説明しています。両氏は「この機体を開発するのにこれまで努力を重ねてきましたが、この冒険が終了してしまうことをとても悲しく思っています。Lilyを皆さんの手元まで届けることができなくなったことを大変悲しく、そして残念に思っています。」と語っています。

 

lily_robotics_drone

URL : Gadgets360

 

同社は2016年2月に開発したドローンを顧客に対して出荷する予定でした。しかしサンフランシスコ地方検事George Gascónの事務所によれば、同社は出荷日を延期した上顧客からの払い戻しの要請を無視し続けていました。検察は、サンフランシスコ上級裁判所に民事訴訟執行および一時的拘束命令を提出し、Lilyが事前予約で得た約3,400万ドルを顧客に対して返済する要求をしました。検察はさらに同社の偽のプロモーションに関しても批判しています。

 

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URL : Introducing the Lily Camera

 

プロモーション動画の中では機体を投げるだけで飛行したり、専用のトラッキングデバイスを装着するだけで対象物を自動追尾したりする様子が映し出されています。また、完全防水も謳っており、プロモーション動画の中で機体を川の中に落とす演出もなされており、非常に魅力的に宣伝されています。しかしこのプロモーション動画の中の映像はLilyによって撮影されたものではなく、他社の高価なカメラを使って撮影されたということが判明しています。また、この動画が撮影された時点では、機体のプロトタイプも完成しておらず、検察はこのようなプロモーションは顧客の誤解を招くものだとして同社を非難しています。George Gascón氏は「会社が本当に設立されたのか、スタートアップ企業なのかどうかというのは問題ではありません。市場の全ての人々はルールを守らなければいけません。消費者を守ることで商業システムの信頼を保つことができるのです。」と語っています。

問題のプロモーション動画は以下で確認できます。

 

 

source : cnet,Gadgets360,Introducing the Lily Camera, Lily

 

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