日本の精密農業の実態は?Drone Japanを見てみよう

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この動画は、ドローンを使った精密農業事業を展開するDrone Japanの制作した動画です。「精密農業をやってる」というのは、Drone Japan自身が農業企業というのではなく、「精密農業サービス」をやっている会社です。つまり、ソフトウェア開発や精密農業用ドローンの販売などの事業を展開している企業です。

精密農業がお米農家にもたらした変化

以下のような、生産者の活動に反映できる情報提供を実施しています。

  • 圃場をセンシングしてQuickレポートを作成

  • 農地の情報を纏めて農家にフィードバック

収穫と販売の実績も、すでに存在しています。例えば上掲のビデオに出てた北海道の農家さんは、ドローンによる精密農業で育てたお米をオンラインで販売しています。2018年12月現在の販売価格は、5kg 2,800円でした。

「刈り取り・収穫の優先順序が分かる」といった様々なメリットが精密農業にあり、実際に導入されている事例があるということです。

精密農業そのものの価値化

実は、Drone Japanは精密農業そのものの付加価値化を実現しています。もちろん、精密農業の実施によって生産性が上がり、同じ面積の圃場からより多くのお米を収穫できるようになります。しかしそれだけではなく、Drone Japanは「精密農業を実施しているということ」それ自体が付加価値だというところに目をつけているのです。

[画像] http://ascii.jp/elem/000/001/247/1247578/

Drone Japanさんが作っている精密農業サービスを使って作られたお米は、『ドローン米』というブランドで販売されています。精密農業を実施することによって農薬・化学肥料の使用頻度を抑えることができるため、農家の方にドローンを使った精密農業を実施してもらい、こうした減農薬のお米をDrone Japanが買い取り『ドローン米』として販売してます。

周到な世界戦略

Drone Japanはパックご飯の形態で『ドローン米』を販売しています。その理由は大変興味深いものです。Drone Japanの代表取締役社長の勝俣喜一郎氏はASCII.jpのインタビューに次のように答えています。

なぜパックご飯なのかというと、世界を意識している。生のお米は関税が高くなるが、パック米に加工するとお菓子と同じ扱いとなる。いま、日本語の“美味しい”が世界標準の言葉になっており、日本の自然農法に世界から注目が集まっている。

[出典] http://ascii.jp/elem/000/001/247/1247578/

生のお米の輸出には高い関税が掛かりますが、パックご飯にすると税金が安くなり、粗利率が改善されます。つまり、ドローンを使用した精密農業で栽培したお米の販売先マーケットを世界で見ており、輸出の障壁を加味した最適な戦略が採用されているということです。Drone Japanはまさに、精密農業そのものをブランド価値に込めて、国産のお米を世界中に提供しているのです。


この記事は、2018年12月5日に新潟県南魚沼市で開催された講演会『ドローンが開く地域創生!顕在化してきた勝機とアプローチ』からの抜粋です。

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