MicaSenseから新型マルチスペクトルカメラ「RedEdge-M」が登場

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2017年11月13日(月)(米国時間)、米シアトルのドローン用センサーを開発するMicaSenseが、マルチスペクトラルカメラの新製品「Rededge-M」を発表しました。

同製品は可視から赤外までの5バンドの帯域のセンサを内蔵し、植物の育成状況を確認することが可能な従来のRedEdgeを更に小型化し、あらゆるドローンへの取り付けが可能となりました。

 

RedEdge-Mは、人間の目には見えない近赤外線やレッドエッジと呼ばれる波長の光の反射を検知でき、生育状況の把握、病気の発見、収穫時期の予測など精密農業に役立ちます。

参考:

Parrotが農業や建設業向け新ドローンを発表

American Roboticsが全自動農業用ドローン「Scout」を発表

 

Rededge-Mは従来のRedEdgeに比べ小さく、軽量化、省エネ化、そして値段も下がりました。

MicaSenseによれば、以下の点で優れています。

  • 小型化により、より多くタイプのUAVに搭載可能
  • RGBを含む、5バンドの帯域のセンサを内蔵
  • グローバルシャッターデザインで、歪みが発生しない
  • 正確なキャリブレーション
  • DLS (Downwelling Light Sensor)付き
  • オープンAPIと標準フォーマットなので、様々なプロセッシングプラットフォームに対応
  • 頑丈なデザインである程度の衝撃にも耐えられる
  • 収納ケースつき
  • 価格はMicaSenseの公式ホームページにて、$ 4,900 USD (約55万5千円)から (記事執筆時現在)。


 

スペック

 カメラ重量:150g
 カメラ外形寸法:12.1cm x 6.6cm x 4.6cm
 外部電源:5.0V DC、4W 定格。
 スペクトル帯域:青、緑、赤、レッドエッジ(註)、近赤外線用の狭帯域フィルターを使用。
各センサーの中心波長:
① Blue:中心波長:475nm、半値幅:20nm
② Green:中心波長:560nm、半値幅:20nm
③ Red:中心波長:668nm、半値幅:10nm
④ Near IR:中心波長:840nm、半値幅:40nm
⑤ Red Edge:中心波長:717nm、半値幅:10nm

(註:レッドエッジとは、植物の反射スペクトルにおける680nmから750nmにかけての反射率の急激な変化をいう。 レッドエッジの位置は、
反射率を波長で微分し、その最大傾斜を示す波長でもって定義することができる。この位置は、植物の種類のほか、その生育状況によって微妙に変化し、植物の活力、クロロフィルの含有量を表すとされている。緑色植物のスペクトルは680nm付近にクロロフィルによる吸収を
示し、750nm付近で反射率最大に達して1,100nm付近まで持続する。 通常のフォールスカラー画像で、植生域が赤色に見えるのはこのためである。画像解析においては、 この反射率の変化に基づいて、植生の判定を行う。また、クロロフィルの反射スペクトルにおいては、520nm付近に吸収が、 550nmにピークが存在するが、この520nm付近の反射率の変化はグリーンエッジと呼ばれる。- 出典:Aster Science Project Webページから引用 – )

 地上サンプル距離:高度120mで8.0cm/pixel(各帯域毎で)。撮影の為の最低高度は20mです。
 画像キャプチャー速度:全ての帯域に対して1秒間に1キャプチャー。12bit RAW高度120mで8.0cm/pixel(各帯域毎で)
 データ保存メディア:32GB SDカード(標準で同梱)
 外部インターフェイス:シリアル、WiFi、イーサネット、GPS
(註:WiFiによるアクセスでカメラのパラメータ設定が可能ですが、これに関連した技適は取得しております。技適登録番号:204-430040)
 カメラ画角:47.2度 水平画角(HFOV)
 カメラトリガー:カメラによるタイマー又はオーバーラップモードのトリガーか、UAV側での自動航行撮影によるトリガーかをカメラの設定画面で選択可能。
 注意事項:RedEdgeカメラをドローンに搭載して空撮する場合、高度は20m以上の高度での空撮をお勧めします。RedEdgeカメラの画角の関係上20m以下での空撮画像は重ね合わせの時に問題が生じるためです。

参考:株式会社サイバネテック

MicaSense

2014年創業のアメリカ・シアトルに本社を構える企業。マルチスペクトルセンシング技術による農業向けソリューションを提供する。ハイコストな人工衛星や航空機ではなく、ドローンによる情報取得で従来の方法に比べ安価なソリューションを提供。

 

Source:Micasense株式会社サイバネテック

 

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