農業のビックデータ加工に特化するスタートアップ「Cares Imaging」

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Cares Imagingは農業のビックデータを処理するサンフランシスコのスタートアップです。同社のミッションは世界中の資源を守ること。Cares Imagingのテクノロジーは環境や農場主に対して大きなインパクトを持っており、水不足や農薬規制などによって仕事ができなくなってしまう農家の問題を解決しようとしています。ドローンを利用した空撮映像をビックデータとして解析し、農家にとって意味のある形でデータ提供を行っています。また、Cares Imagingは定期的に農業管理に関するデータを農家に配信することでマネタイズをしています。

 

 

水分量の最適化

カルフォルニア州は近年、深刻な水不足に悩まされています。さらに州内に限らず、世界中の農家の人々が気候変動や干ばつ、規制などの様々な要因によって深刻な資源問題に直面しています。

Cares Imagingでは肥料の最適化を促すアプリケーションや灌漑のスケジュール管理といった機能を提供しており、農家は前払いで料金を支払うことなく、これらのアプリケーションや同社が持つあらゆるデータを利用できるため、作物管理の意思決定に必要な様々な情報を得ることができます。

 

water

水の不足箇所を把握することが可能

 

灌漑からの飛躍的な進歩

Cares Imagingではドローンによる航空写真やスペクトル画像処理を利用して、水分ストレスや栄養分のような作物にとって重要な要因をモニタリングしています。「いつどこに水を撒けば良いか」「灌漑の際にどこが詰まっていたり、漏れていたりするか」といったような実用的なデータを取得し、各農家が管理するクラウド上のプラットフォームに通知します。それらを通じて、農家は生産効率を上げたり、問題を早期に発見できるため、収穫高増加が見込めるのです。

 

実際の飛行はアウトソーシング

Cares Imagingではいろいろなドローンや小型飛行機にも搭載できるようなボックス型の装置を開発しています。この装置は空撮に必要な機器が詰まっているもので、市販のハードウェアコンポーネントを利用しています。

小型のボックスを飛行機に取り付けるだけで必要なデータを取得することができるため、同社が直接飛行機を操縦する必要がなくなり、農薬散布用飛行機を操縦する業者に仕事をアウトソーシングすることができるようになりました。彼らは昔から農家と強い信頼関係を築いているため、仕事が円滑に進ませることができます。さらに、自分たちが定期的にフライトができれば収入が上がるため、彼らがCares Imagingのサービスを新規の農家に売り込んだり、すでに同サービスを利用している農家に対して、もっと頻度高く利用するように説得することもあります。これらは最終的に、Cares Imagingの収入増にも繋がります。

Cares Imagingが得た生データは一枚一枚が繋ぎ合わせられて、まず大きなモザイク型の航空画像が生成されます。それから、その航空画像から意味のある情報を抜き出して加工し、「水をあげる最適なタイミング」「どれくらいの収穫高になりそうか」といったような情報に加工します。最後にそれらの実用的なデータを各農家のクラウドにアップロードし、農家の人々はスマートフォンやタブレット、パソコンからそのデータを確認することができるようになります。

 

source : Cares Imaging

source : Angelist Cares Imaging

 

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