東京電力がドローンインフラシステムの強化に乗り出す

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東京電力ホールディングス株式会社(以下「東京電力」)が、ドローンに関する業務を強化しています。2017年3月24日に、ブルーイノベーション株式会社(以下「ブルーイノベーション」)及び株式会社テプコシステムズ(以下「テプコシステムズ」)と、自律飛行ドローンが電力設備を自動点検する「ドローン飛行支援システム」の共同開発について合意しています。2018年4月を目途に実証試験を開始する予定です。

また3月29日には株式会社ゼンリン(以下「ゼンリン」)と、両社が保有する設備・地図情報などのインフラデータを組み合わせ、ドローンの安全飛行をインフラ側から支援する「ドローンハイウェイ構想」の実現に向けた業務提携にも基本合意しています。

 

ドローン 空撮URL : 「ドローン飛行支援システム」による送電設備自動点検イメージ|TEPCO

 

これまで東京電力は、送電線など高所の電力設備点検では、作業員による昇塔点検やヘリコプターからの目視点検に加え、2014年10月からはドローンを操縦者が飛行させ、設備状況を確認していました。しかし、高所作業の安全性向上や後継人材不足への対応といった課題点が多く、効率的かつ安全に電力設備点検を実施するためにも、簡単な操作でドローンの自動点検を実現させることが不可欠でした。

「ドローン飛行支援システム」においては、東京電力が蓄積してきた電力設備の点検技術・点検データと、ブルーイノベーションが保有するドローンの安全飛行管理技術、そしてテプコシステムズが保有する設備保全のシステム開発・保守技術を融合させ、共同開発されることになります。

 

ドローン 空撮URL : 「ドローン飛行支援システム」による送電設備自動点検イメージ|TEPCO

 

具体的には、システム上で点検設備を指定すれば、ドローンの最適な飛行経路・飛行計画を自動作成するシステムを開発します。また、HDカメラや赤外線カメラで撮影した映像を専用タブレットによってリアルタイムで確認できると同時に、映像データはサーバーや業務端末にも自動連携するシステム構築を目指します。建物内の通信設備などに設置されている計器・通電ランプなどの表示状態についても、屋内点検用のドローンが自動点検し、点検後には自律飛行で充電基地に着陸可能な機能開発にも取り組むとのことです。

ドローン 空撮URL : ドローン飛行支援システム|TEPCO

 

一方、「ドローンハイウェイ構想」では、東京電力とゼンリンは、東京電力が保有する変電所・送電鉄塔・電柱・架空送電線などのインフラデータと、ゼンリンが開発を進める空域情報を3次元化した「空の3次元地図」を組み合わせ、2019年度の「ドローンハイウェイ構想」実現に向けて取り組むとしています。

 

ドローン 空撮URL : 「ドローンハイウェイ構想」の実現に向けて|TEPCO

 

取り組み概要としては、以下の4点が挙げられます。

  • 送電鉄塔・架空送電線といったドローン飛行における障害物となるインフラ設備の3次元データベースを整備・提供
  • インフラ設備の3次元データベースを用い、設備点検場所までドローンを誘導する技術を共同開発
  • 電力設備との衝突を避けつつも、目的地まで中長距離の安全・安心な自律飛行を支える空域「ドローンハイウェイ」を実現
  • 機体の充電や点検・整備・修理サービスを提供する、「ドローンハイウェイ」に付帯する「ドローンポート」を整備

両社はこの他にもGPS位置補正や気象情報提供など、ドローンの安全な飛行に必要なサービスを幅広く提供可能なプロジェクトの検討を進めていくとのことです。

 

ドローン 空撮URL : 「ドローンハイウェイ構想」の実現に向けて|TEPCO

 

source : TEPCO|ドローン飛行システム , TEPCO|ドローンハイウェイ構想

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