アメリカ軍がミサイル撃墜レーザーをドローンに導入

スポンサーリンク

 

 

軍事用ドローンには大きな問題点があり、滞空しながら地上を監視することを主な任務にしているドローンは動きが遅いだけでなく、狙われた際に回避性能も低いため、撃墜の標的にされやすいと言われています。実際にイランでは2011年に「RQ-170 センチネル」というドローンを捕獲したと報道機関で伝えていたことがあり、イラン国内ではドローン狩りの授業まで行われています。

参考:イランの学校で「ドローン狩り」を授業で採用

 

 

ドローンを撃墜されないために

アメリカ国防総称の米国防高等研究計画局(DARPA)は「プロジェクト・エンデュランス」と呼ばれる取り組みを進めており、ロッキード・マーティン社に1,140万ドル、ノースロップ・グラマン社に1,460万ドルの支出を行っています。このプロジェクトでは、赤外線誘導や電気工学誘導を利用した地対空ミサイルから、ドローンを守るためのポッド搭載レーザーの開発を進めるとしています。2014年までにすでにレーザー技術の設計、製造、組み立て、試験を済ませており、2016年から実用化する予定です。

DARPAによると、このようなミサイル迎撃レーザーが完成すれば、ドローンの滞空に関して更に安全性が増し、さらには有人飛行機についても転用が可能とのこと。

 

 

エクスカリバーから進化

プロジェクト・エンデュランスはもともとDAPRAが進めていたエクスカリバーというプロジェクトを進化させたものでした。DARPAによると、このエクスカリバープロジェクトは「コンパクトで10倍軽量なコヒーレント光位相アレー技術の開発」を目指しており、当時のこの計画を継承する形で、プロジェクト・エンデュランスの設計が始まりました。

そのため、プロジェクト・エンデュランスでは、部品技術の高精度化や小型化などを念頭に設計されています。それによって比較的小型のドローンでも搭載が可能となるのです。また、目標を正確に識別し、迎撃できるように機動的なビーム制御技術の開発も行われています。

この技術が実現し、ドローンにミサイル撃墜レーザーが搭載されるようになってもまだ懸念点は残ります。現時点で、既製品として販売されているドローンが持っている脆弱性の一つとして、マルウェアなどのコンピュータウイルスの感染が挙げられます。軍事ドローンは物理的な対応策以外にもソフトウェアの脆弱性対応が必須なのです。

 

いいね!をして
最新ニュースをチェック

Twitter でDRONE BORGを

▼ドローンの最新情報を知りたい方はDRONE BORGのFacebookページに「いいね!」をお願いします。

スポンサーリンク


You may also like