ルワンダにて、ドローンを利用した医療品輸送サービスが開始


スポンサーリンク

 

zipline

 

センサーやレーダー、高機能カメラの搭載など、ドローンの機能は年々向上しつつあり、それに伴ってドローンの活躍の幅も多岐に渡るようになりました。例えば従来使われてきたインフラ点検や空撮だけでなく、救急や災害復興など、人の命が関わる現場でも、ドローンが活用されるようになってきています。

 

zipline

 

そんな状況の中、ドローンを利用した医療品配送サービスが、アフリカ・ルワンダで始まります。このサービスは全国規模のドローン配達サービスで、世界初となる試みです。内容としてはルワンダ西部に点在する21か所の輸血施設に、ドローンを使って救命用血液を1日最大150回まで配達するというもので、ドローンと配達サービスの構築や運用は、米国カリフォルニア州に本社を構えるZipline(ジップライン)が行う予定です。ルワンダ国内では、サービス開始当初は、救命血液の輸送を中心に行う予定ですが、UPSとワクチン・アライアンスのGaviおよびジップラインの3社が提携することによって、配達可能な医薬品や救命ワクチンの種類の拡大に取り組んでいきます。

 

zipline

 

ルワンダで妊婦が死亡する主な原因として挙げられるのは、分娩後の出血だとされています。そこで、出血による死亡を防ぐために血液輸送と輸血をする必要があるのですが、血液は腐敗の進行が非常に早いため、安全な温度を保ったまま輸送する必要があります。しかし、ルワンダの長い雨季には多くの道路が雨で洗い流されてしまうことから、通行できなくなったり、道路自体がなくなってしまったりといったことがあり、必要な血液を届けられないという事例が数多く発生しているのが現状です。これらの問題点を解決するために、ドローンを使った全国的な配達サービスが構築されました。ルワンダ西部に点在する輸血診療所で、携帯電話のメッセージ機能で緊急発注を行うことができる体制を整備します。そして、注文は、ムハンガ地域にあるジップラインの物流拠点(DC)に送られ、ジップラインはこのDCに備える「Zips」(ジップ)と呼ばれるドローン15機を駆使して、血液を目的地まで届けます。輸送に使われるジップは、風雨の中でも最大で往復150キロまで飛行することが可能で、1人の生命を救うのに十分な量である、1.5キロの血液を運ぶことが可能となっています。ジップラインはルワンダ西部に点在する21の輸血診療所への緊急飛行を1日50-150回行い、30分以内に注文を履行する予定です。

ルワンダではジップラインのドローン配達サービスを2017年初めにも東部地域まで拡大し、救命医薬品を同国1100万人の国民ほぼ全員に即時配達できる体制を整える計画を掲げています。

同サービスについては、以下の動画から確認することができます。

 

 

source:zipline,Zipline in Rwanda

 

いいね!をして
最新ニュースをチェック

Twitter でDRONE BORGを

▼ドローンの最新情報を知りたい方はDRONE BORGのFacebookページに「いいね!」をお願いします。

スポンサーリンク


You may also like